蔵元だより
【南部美人in北米 その3ボストン】
ボストン最大の日本のイベント「ボストンジャパンフェスティバル」が今年も開催されました。屋外の公園を使っての一大イベントで、二日間開催で10万人が訪れます。ステージではイベントの冒頭、在ボストン総領事館の岩手県出身である髙橋総領事より開会のご挨拶がありました。総領事も鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎が着る市松模様の法被を纏い登壇してご挨拶をされました。
今年からこのフェスでアルコールの販売も許可され、昨年高橋総領事から南部美人もブースを出してほしいと依頼され今回は参加しました。何とアルコールの特設ブース(年齢確認など必須で屋外での特別な許可なので)には南部美人とチョーヤさんの2社のみ。MTCの松尾さんもブースを手伝っていただき、大変多くのお客様においでいただきました。アメリカではこういった公共の屋外の場での飲酒が普通は出来ませんので、今回はとても頑張っていただきアルコールライセンスをいただいた事に実行委員会の皆さんには感謝しかありません。アメリカでは非日常である昼から屋外で、しかも大きなフェスで盛り上がりながら日本酒で乾杯するアメリカ人の皆さんを見ると、日本酒もまだまだ世界では素晴らしい未来があるな、と感じる一日でした。とんでもない数をグラス販売させていただき、お客様の熱量のすごさも感じました!!
その後は、ボストンの日本食で初のミシュランスター(1つ星)を受賞し、日本食では唯一の星を持つ「311omakase」さんにお邪魔しました。超ハイレベルで日本と変わらない味わいのおまかせ寿司をいただけます。ボストンのミシュランは掲載26店でまだ1つ星が最高評価です。こちらで来月以降、南部美人がメニューに入る事になり、予約困難店なのですが、特別に2席用意が出来た、ということで、すでにグラスが採用されている木本グラスの木本社長と二人でお邪魔して食事を楽しみました。店のつくりも素晴らしく、銀座にいるような雰囲気で、お寿司やお料理のレベルもとてつもなく高く、それを職人やスタッフに日本人ゼロでやっていることに驚きを隠せませんでした。女性オーナーのキャリーさんと様々日本酒、そしてグラスの話をさせていただきながら、シェフの素晴らしいお寿司を味わいました。海外で多い強い味、濃い味が一切しない薄味の極みのような純粋な味わいは、日本でもなかなかお目にかからないレベルでメニューだと感じました。メニューにある日本酒の選択も個性的で、味わってみましたが品質管理も素晴らしく、とても状態の良い味わいでした。
