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蔵元だより

東北の蔵に学ばせていただく社員研修(山形県)①

南部美人では4年前から東北の蔵に学ばせていただく社員研修をこの時期一泊二日で製造から瓶詰、営業、事務所、全社員を連れて、青森、秋田、宮城、福島とまわり、5年目の今年、最終年は山形県にお邪魔させていただいています。最後となるこの研修は、私が蔵に帰ってきて最初に学ばせていただいた大恩ある山形県をツアーの最終年にさせていただきました。今の私と南部美人があるのは、全て山形県のおかげで、大変厳しくもアツイ指導をしていただきました。25年前の私から少しは成長できたか試される研修でもあります。

なぜこのような研修に全社員を連れて行っているかと言うと、私や常務、そして杜氏や営業部長などは他の蔵を見る機会も多く、いつも多くを学ばせていただいています。しかし、その素晴らしき模範となる思想や志、そして想いを一部の幹部社員だけで共有するのでは無く、私は全社員に学んでいただきたいと考えていました。全社員を連れていくのですから、本当に見せていただくお蔵にはご迷惑をおかけしてしまいますが、これまで本当に素晴らしいおもてなしと、本音を見せていただきました。確実にこれまでの研修で、当社全員が大きな学びを得て、そして成長してきました。

最後の県である山形県。今回初めに見せていただいたのは、山形県の中でも早くから吟醸酒造りに特化され、その類稀な酒造りの技はオーナー杜氏の見本とされる「くどき上手」さんにお邪魔してきました。久しぶりにお会いしました今井社長はとてもお元気で、最初から最後まで蔵をご案内いただきました。さらには息子さんの専務さんも一緒に案内をしていただき、まさにくどき上手尽くしの素晴らしい見学でした。

私も何度か今までお邪魔していますが、本当にここまできれいにしている蔵があるのか、と昔から思っていましたが今でもそれは変わりません。むしろ、今回は建設中の新しい蔵まで見せていただき、どこまで進化していくのか、と驚かされました。南部美人も9月には新瓶詰・貯蔵・出荷蔵が出来上がり、10月から稼働します。私とすればかなり大きな投資になりましたし、次を考える余裕がはっきり言って持てていませんでした。しかし、今回のくどき上手さんを見て、品質追及に終わりは無いのだ、品質を高めるためにしていく投資にも終わりは無いのだ、と心から学びました。68歳の今井社長がその年になってまで品質向上に命と資産をかけて取り組む姿勢は、蔵元として今回本当に感銘を受けました。

その後は山形で南部美人を取り扱いしていただいている酒屋源八さんにお邪魔させていただきました。山形でも大変珍しい品ぞろえのお酒屋さんで、地域に根ざしながら日本酒の素晴らしさを伝えているお店で、最高のおもてなしをしていただきました。

夜は天童温泉に移動して、宴会をいたしました。そこには私が若い時代から大変お世話になっている出羽桜酒造の仲野翔太郎専務、私の後輩でもある秀鳳の古頭君などたくさんの山形チームがアテンドしてくれて、大いに盛り上がる事が出来ました。ご当地の皆さんのお酒もたくさんごちそうになり、こちらも大変勉強になりました!!

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