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蔵元だより

南部美人inドバイ その1

中東の国、ドバイに移動しました。機構は暑いことを覚悟していましたが、全然暑くなく、しかも湿気がないので快適です。日本の夏よりも過ごしやすいですが、建物の中は恐ろしいほどクーラーが効いており、半そでだと寒くて寒くて大変です。建物の中で長袖を着て、外に出ると半袖になるという、何とも不思議な行動をしています。クールビズとか省エネとかあまり関係ない国だと感じました・・・
そんなドバイですが、南部美人としては2006年から輸出を始めております。ドバイへの輸出は日本の蔵元の中でも最先端を走り、私自身も2008年にドバイを訪問し、こちらのレストランなどを回った経験があり、今回はそれに続いて2回目の上陸となります。
2008年の当時は、リーマンショックの前に行きましたので、高層ビルの建設ラッシュ、世界の重機の1/3がドバイに集まっている、なんて言われていた時代でした。話題の世界一高いビルであるバージュハリファ(こちらではカリファと発音しますが・・・)も建設中で、なんて恐ろしいものを建てるんだ、と感じたものでした。建設現場にもいきましたが、高さに圧倒されたものです。リーマンショックで大きな痛手を受けたドバイ。それまでの経済発展のスピードは落ちましたが、今回お邪魔して、それでも世界の中では最も速いスピードで近代化していると感じました。
今回は、南部美人をこちらで卸販売をしてくれているミドルフジ貿易さんを訪問して、東日本大震災の報告と、蔵の現状などを説明させていただきながら、福島第一原発の影響で一時まったく輸出が止まってしまいましたので、その際にご迷惑をおかけしたお詫びと、それでも応援をたくさんしていただきましたので、その御礼と、東北の酒蔵の現状の頑張っている様子などをお話しさせていただきました。
さらに、ドバイではすでに南部美人が流通していますので、その中でも力を入れてくれている2つのレストランをまわりました。
1つめはロンドンに本店のある「ZUMA」です。ここでは、熱心に日本酒をドバイを訪れる外国人に紹介しているのですが、おいている種類もドバイで一番多く、20種類近い地酒を取りそろえます。しかし、スタッフはまだ日本酒の知識も浅く、ぜひ蔵元が来るなら日本酒のセミナーをしてほしいと依頼を受け、ZUMAスタッフの皆さんに日本酒の基礎知識のセミナーをさせていただきました。熱心に聞き入っていただき、質問もたくさん出ましたし、日本酒を少しでも理解をしていただいたと思います。これからこのZUMAはドバイの日本酒の紹介の起点になりそうなお店で、ロンドン同様、平日でもとんでもない混雑をしていたお店でした。
さらに2店目は、南部美人のお酒を常に置いていただいているレストランで、日本人のお客さんが比較的よく利用する、できたばかりのアシアナホテルに入る「花火」で、来てくれたお客さんに南部美人を楽しんでいただく会を開催させていただきました。総勢20名以上のお客さんに南部美人を楽しんでいただき、ドバイでも祖国のこのような高品質なお酒を飲めますよ、と伝えました。みなさんまだまだドバイでは日本酒のしっかりとしたものは飲めないと感じており、その価値観を覆す良い機会でした。皆さんに楽しんでいただき、私もドバイでこのような貴重な経験をさせていただき、大変勉強になりました。

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