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蔵元だより

4月2日

無事に日本に帰国しました。今回ロシアに初めて行ってきましたが、まず驚いたのが、モスクワ市内が驚くほどの経済発展していることです。道路には日本でもなかなか見ない高級車があふれ、レクサスを何十台も見ました。さらにはランクルがすごく走っており、日本車もかなり多い印象を受けました。ポルシェも普通に走っており、車だけを見ると、もしかしたらロスよりも高級車が走っているのではないか、と感じるほどでした。高級ホテルもかなり建設されており、私の宿泊したホリデーインも欧米のホテルと同じ水準で、何も不便がありませんでした。
それほど、経済発展しているロシア。モスクワは2000万人くらい人口がいるのではないかと言われており、ヨーロッパ最大の都市なのは間違いありません。しかし、和食レストランはまだ黎明期で、高級和食レストランが5店から10店ほどで、YAKITORIYAなどの低価格の和食レストランが今爆発的に流行っており、ここでは中国から入ってきている安い梅酒や、アメリカから入ってくる安い日本酒が熱燗で飲まれています。そういった意味では、まさに「夜明け前」を感じるロシア。確実に経済は伸び、高級車が驚くほど道を走っているロシア。天然資源にあふれ、超大国であるロシア。これから日本酒が、そして日本食が大いに発展していく可能性に満ち溢れていると感じました。しかし、地酒が輸入されている数は約10蔵。まだまだ地酒の業界にとっては未知の国であることは間違いありません。これから蔵元がしっかりと啓蒙普及に努めなければなりませんが、アルコール規制の大変厳しい国でもあり、その辺の問題をクリアーするのも大事なことだと感じました。
最後に、写真は南部美人を取り扱っていただいている卸「S-2」の倉庫です。急ソ連時代の地下倉庫で、そこをさらに冷蔵庫にして、高級ワインと一緒に貯蔵管理されていました。温度は夏でも10度で管理しているそうで、リーファーコンテなど行き、冷蔵管理していただく、という品質管理も整っているロシア。これから5年でどれだけ日本酒を普及できるか、私たち蔵元の力にかかっていると感じました。ぜひ頑張っていきたいと思います。

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