蔵元だより
【南部美人in北米 その3】
ボストンのあるマサチューセッツ州を含むアメリカ合衆国北東部の6州を合わせたニューイングランド初のSAKEの蔵「Farthest Star Sake」を訪問しました。ここのオーナーであるTodd Bellomyさんは、2009年に南部美人に蔵見学に来た事があります。そんなご縁もあり、今回総領事にお連れ頂き、蔵見学をさせていただきました。驚くほどの酒質の高さは、基本に忠実にしっかりとした酒造りをしている証で、麹室はじめ、工夫が満ち溢れていました。その中で驚いたのは、アメリカは通常温度は「華氏(℉)」を使いますが、サーマルタンクや全ての温度が日本と同じ「摂氏(℃)」で使われており、どうしてなのかな?と質問したら、日本酒の教科書にも、日本の杜氏さんと共有するデータも全て「℃」でデータは書かれており、それを大事にしている、との事。そんなところまでしっかりとこだわっている事に感銘を受けました。きき酒もたくさんさせていただき、ローカルSAKEの果てしない魅力を感じました。ほとんどのお酒が缶カップで販売されており、その品質の高さには驚かされました。
その後は日本食関係をやっているボストンの経営者の皆さんと総領事公邸で総領事主催の昼食会にお招きいただき交流をさせていただきました。
その後はボストンの超高級和食レストラン「Oya」を視察させていただきました。南部美人は心白を採用していただいており、ボストン最高級のお店に南部美人がある事を誇りに思いました。さらには市場調査もさせていただき、和食スーパーの「MARUICHI」さんを視察しました。
夕方からは今回のボストンのメインイベントである、総領事館での日本酒セミナーに講師として参加させていただき、南部美人の酒造りのこだわりについてしっかりとお話ししました。試飲も3種類していただきました。ボストンはハーバード大学をはじめレベルの高い大学が多い学術都市でもあり、参加しくれたお客さんもハーバード大学の教授も数名おり、そういった環境ですから質問の内容もアカデミックで非常に素晴らしい濃い学びの時間になったと思います。
今回は岩手県出身の高橋総領事が全て計画をしていただきここまで素晴らしい滞在をすることが出来ました。総領事館の皆様にも素晴らしい対応をしていただきました。國酒は外交の武器になる、と痛感したボストン滞在でした。本当にありがとうございます。ニューヨークに移動します!!(その後飛行機が3時間以上遅延しましたがこれもアメリカ・・・)
#南部美人 #nanbubijin #nanbubijin_sake #southern beauty #began #kosher #岩手県 #iwate #日本酒 #sake #japanesesake #love #japan #sakegram #saketime #sakelovers #follow #followme #me #followalways #フォロー #フォローミー #tagsforlikes #tflers #instagood #photooftheday #happy #fun #ボストン #boston