今回の日本吟醸酒協会のドバイ試飲会に先立ち、ジェトロドバイを加盟蔵元の皆さんと訪問させていただきました。ドバイの今の最新情報や、ドバイは石油資源がほとんどない、という現実。そこからどのように今の発展につながったか、そして今後の未来のドバイと日本食、日本酒の可能性など大変有意義な意見交換をさせていただけました。

その後は、在ドバイ日本国総領事公邸に移動して、ドバイ発の日本吟醸酒協会の吟醸酒を味わう会を行いました。私の方からご挨拶をさせていただき、今西総領事様より歓迎のご挨拶、そしてミスサケジャパン2021のグランプリでアブダビ在住の松崎さんから吟醸酒のお話しをしていただき試飲会がスタートしました。

日本吟醸酒協会は3年前から「吟醸酒を世界へ」の合言葉のもと、吟醸酒の素晴らしさを世界に伝えるために年に1度、海外での吟醸酒の試飲会を行っています。一昨年はマレーシア、昨年はNY、今年はドバイとなります。

今西総領事様をはじめ、多くの職員の皆さんのお力をいただき、90名近いドバイのVIPの皆様、ホテル関係やレストラン関係、そしてインポーターの皆様においでいただきました。終了時間を30分の伸ばさなければいけないほどの大盛況で、各蔵元の吟醸酒の魅力をたっぷりと味わっていただきました。

3年続けて海外での吟醸酒を味わう会を行ってきましたが、確実に世界に「吟醸酒」という言葉が伝わっていっている事を実感します。ノンジャパニーズの皆さんがGINJOと当たり前に話している姿を見て本当にうれしく思います。

試飲会終了後は、ドバイを代表する日本酒の発信基地で、ファインジャパニーズレストランのZUMAドバイで大懇親会を行いました。ドバイの中心地で、みんなで吟醸酒で乾杯出来た事、本当にうれしく思いました。

これからもしっかりと日本の吟醸酒の世界への普及を目指していきます！！