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南部美人世界一周 その5ウガンダ

在ウガンダ日本大使館亀田特命大使公邸を訪問させていただきました。ウガンダと日本の関係や、アフリカ全体で日本が今どのような立ち位置にいるのか、。そして日本酒に関してはどんな可能性がアフリカにあるのか、多くの時間をいただき情報交換させていただきました。お土産の南部美人を持参しましたら、大使がちょっと席をはずして戻ってきたら、何と公邸で使っていただいているお酒はすでに南部美人が入っており、キンキンに冷えた特別純米酒を見せていただきました。ウガンダの日本大使館で南部美人が外交の一助を担いながらその場にあることを心から誇りに思いました。亀田大使、本当にありがとうございます!!

その後はウガンダの市場を見学しに行きました。アフリカらしい喧騒の中の卸市場や、ウガンダの高級所得者達が集まるショッピングモール、スーパーなど見てきました。どこも白人やアジア人は少なく、アフリカの地元の人であふれていました。その中で高級スーパーには日本の大手ビール4社のビールも無く、今をときめく日本ウィスキーも無く、食材も醤油ですら日本産では無い醤油が並ぶという、メイドインジャパンが皆無でした。これが今のアフリカの現状で、日本の大手すらあまり市場としてみていないアフリカ市場なんだと感じました。しかしビーガンやベジタリアン認証のフードはしっかりとそろっており、日本のマーケットの感覚と世界の乖離を感じました。

私達はアサヒビールやサッポロビールなど大手のビール会社もまだ無い未知の市場を今開拓しようとしています。それは誰が見てもおそらく無謀極まりない挑戦なんだと思います。なぜ岩手の地酒の蔵元が大手ビールもあまり参入していない未知の市場のアフリカに挑むのか。それは全て「日本酒の未来」のためです。誰もやらないならやれる人間が挑戦しなければ道は切り開かれない。20年以上前からそう信じて道なき道を進んできました。今ではアメリカやイギリスでは当たり前に日本酒が飲まれるようになりましたが、創世記は本当に苦労の連続でした。同じことを今アフリカで挑戦したいと思っています。アフリカ大陸に当たり前に日本酒が浸透する時代は、世界中に間違いなく日本酒がもっと浸透して日本の伝統文化として今以上に評価され、私たちの次の世代、その先の世代の蔵元に大きな光となるはずです。世界で評価される日本酒。その挑戦の最後の地がアフリカであり、ここを開拓する事が若い時代から日本酒の海外挑戦に取り組んできた私の日本酒業界への恩返しにもなると信じています。全ては日本酒の未来のために。伝統文化を受け継ぐ未来の蔵元のために。

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