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南部美人inミャンマー その3

ミャンマーでの日本食レストランの日本人経営者とミャンマー人経営者の皆さんに向けての試飲会は大成功のうちに終了しました。2月28日の日経新聞で全国へこの試飲会の様子が発信されました。本当にありがたいことだと感じています。そんなミャンマーでの試飲会でもかなりの方々に聞かれましたが、ミャンマーまでの流通と、ミャンマー国内での流通はどうやるのか、という事です。ミャンマーはご存知の通り熱帯ですので、大変暑い国です。日本酒は温度が高いところへ長期間保存できません。当然他の国もそうなのですが、冷蔵輸送が基本になっています。しかしミャンマーのようにまだ日本酒が正式に入ってきていない国、そして、発展途上の国ですから、当然冷蔵輸送出来るのか?という質問が多くあるのも納得できます。

今回は、この大変大きな問題を、プレミアム双日ロジスティックさんというミャンマーの日系企業と組むことで解決をしました。その冷蔵倉庫と、発送のオペレーションを見学しに行ってきました。日本の双日さんと、ミャンマー現地の大手スーパーマーケットが立ち上げた物流倉庫とシステムですが、ミャンマーでは初めての冷蔵保管、冷蔵輸送を実現した会社です。ここの5度の大型冷蔵庫に私達のお酒が入ります。そして毎日冷蔵トラックでレストランへ配送する事になっています。そのシステムもすごく、当日のお昼12時までに注文があれば、その日の夕方までにレストランに届くという先進国並みのシステムを構築しており、まさにレストランはバックヤードを抱えなくて済むという最高の環境で下。まさかミャンマーでこれほど素晴らしい環境が整っているとは思いませんでした。

日本からは当然冷蔵の船で送ります。そしてミャンマーですぐに冷蔵倉庫に入り、冷蔵トラックで毎日配送されるという最高の環境で私達のお酒も安心してミャンマーに出すことが出来ます。多くの方々にこの件は心配をしていただきましたが、安心してミャンマーで高品質な地酒を扱っていただきたいと思います。

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